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ルンヨニーとトップシータービー

今日はエケベリア普及種のルンヨニーとトップシータービーについてです。

ルンヨニー(runyonii)は今となっては100円均一でも売っていて、丈夫で増えやすい品種です。

小さくコンパクトに育てることも、大きくすることも可能で、子株も出やすく、夏の暑さや冬の寒さにも平気で、まさに初心者さんにおすすめの多肉です。

地植えの花壇に使っても大丈夫、ブーケのように群生にしてもかわいいです。

冬他の多肉がピンクや赤に鮮やかに紅葉するなか、ルンヨニーは淡ーいピンクに染まります。

 

そのルンヨニーの園芸品種にトップシータービー(Topsy Turvy)というものがいます。

トップシータービーはルンヨニーが突然変異で葉が反り返ったもので、見方によってはハートの形に見えたりもします。

ルンヨニー同様暑いところも寒いところも平気で、丈夫で増えやすいとても良い子です。

 

植物の世界で度々起こる突然変異ですが、トップシータービーはなぜこのような姿になったのでしょうか。

自然界でも放射線や紫外線などで突然変異がおきることがありますが、そういったもの由来なのでしょうか?

葉が反り返ったことによって生存競争が有利に働くことが何かあるのでしょうか?

 

一部のタニラーの中ではロゼットに水がたまるのは良くないとされています。(なので水やりのあとにエアーを吹き掛けて水がたまらないようにする人もいます)

もしそうであるならば、葉を反り返すことによって水がたまりにくく、通常の形のものより生き残る確率が上がるのかもしれませんね。

 

憶測ですか、現在のトップシータービーは人間がルンヨニーを育てているなかで葉が反り返ったものを選抜して、それを増やしたものが流通しているのではないかと思います。

実際の自然界でルンヨニーとトップシータービーの生存確率を実験してみるのも楽しそうですね。

 

まぁとにもかくにも、どうして葉を反り返ってしまったのか、いつか植物としゃべれる時代がきたら多肉本人に聞いてみたいものです。

 

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