妻の多肉と庭いじり

土いじりがしたい妻のために家を建てました

このブログではアフィリエイト広告を利用しています

菌をもって菌を制す

みなさんこんにちは。

今日も草いじってますか?

 

気がついたら庭先に丸坊主の苗が一つ…

こちらピエールドゥロンサールです。

なぜこうなったのか妻に聞いてみると、「黒星病がひどいから全部むしった」そうです。

バラを育てていると出てくる病気の一つ、黒星病。

葉に黒い点がついて、あっという間に葉全体が黄変、葉が落ちてしまう病気です。

そうなると光合成ができないので、うまく育つことができません。

 

うちにあるバラは全て妻チョイスの基本的には耐病性の高いバラですが、ピエールだけはタイプ2で定期的な消毒が必要となります。

それを、無農薬で育ててたらまぁ病気出ますよね。

というわけで一旦全部葉をむしって、対策をとることにしたようです。

ちなみにピエールの左右にあるリラとミエルドゥフォレは、一切病気が出ていません。

 

葉を全部むしったので、新芽も出てきています。

このきれいな新芽に新たに病気が入らないようにしなくてはなりません。

 

さてさて何をするのでしょうか。

米ぬかをささっと土にまいて。

 

不思議な水をかけて終了です。

ちなみにこの水昨日からじょうろの中にためてありました。

中身はなんと納豆だそうです。

え。

納豆のパックについているフィルムを洗った水とのこと。

人によっては納豆一パックを水に入れて、ミキサーで潰して散布する人もいるようです。

 

毒をもって毒を制すじゃないですが、菌をもって菌を制すらしいです。

実際調べてみると、バラの無農薬栽培をする人に納豆菌はわりとポピュラーみたいですね。

市販の自然派の農薬にも納豆菌の仲間を入れているものもあります。

葉に納豆水をかけることで、黒星が蔓延する前に納豆菌で葉をコーティング。

地面も黒星の原因となる菌よりも、納豆菌に頑張って広がってもらおうという作戦のようです。

ちなみに市販の農薬だと、納豆菌類似の菌が植物を刺激することで、病気に対する抵抗力を高める効果があるものもありますね。

 

こういうのって効くんですかね?

妻もまぁ実験実験というスタンスのようです。

 

一応原理的には納得できますが、果たして効果はあるのでしょうか。

効くならかなり良いですね。

農薬を買う必要もなくなるし、我が家は毎日納豆を食べるので簡単に入手することができます。

環境的にまめに消毒できる人は良いですが、小さな子供や洗濯物を外で干す環境があると、少し農薬散布に躊躇してしまいますしね。

 

効果があればまた更新したいと思います。

納豆菌、がんばれ。

 

 

にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村